まず知っておきたいのが、ゲームは著作権法上「映画の著作物」として扱われるということです。ゲーム画面を録画・撮影する行為は「映画の著作物」の「複製」となるため、著作権者の許諾を受けていない場合は著作権侵害になります。
私的複製の範囲内では問題ないものの、実況プレイは動画投稿サイトにアップし不特定多数に見せているので私的複製とはならず「公衆送信権」となります。

ゲームの動画をネットで公開して良いのは著作者(ゲームメーカー)のみですが、ゲームの実況によりそれが宣伝効果となりソフトの促進となっている現状もあり、ゲームメーカにより一部プレイ動画の投稿を許可しているケースもあります。

任天堂の場合、「営利目的としない」「正式発売後」などの条件を設定した上でゲーム実況動画の投稿を認めるガイドラインを作成していたり、PS4にはシェア機能が搭載されており、ゲーム実況動画の投稿が認められているソフトに関しては、コントローラーのシェアボタンを押すことで動画投稿サイトに配信を行うことができます。