しかし、アライグマは成獣になると性格が凶暴になり、人間を噛んだり、ひっかいたりするようになる。こうしたトラブルが相次いだことで飼い主が飼育を放棄して郊外に捨てるなどして、全国に野生のアライグマが急速に増えていった。また、学習能力の高いアライグマが、飼育ケージなどの扉を自力で開けて脱走するケースも報告されている。