新型のコロナウイルスによるものと見られる肺炎への感染が広がっている問題で、日本や中国などアジア地域を管轄するWHO=世界保健機関の地域事務局は21日、最新の情報からヒトからヒトへの感染が見られると発表。

日本や中国を含む東アジアや東南アジアなど37の国や地域を管轄するWHO・西太平洋地域事務局は21日、ツイッターで「新たに報告された最新の感染例の情報から、持続的なヒトからヒトへの感染があると見られる。医療関係者への感染があったことも強い証拠だ」と発表。

そのうえで、「ヒトからヒトへの感染がどれだけ広がるかや感染経路などの詳細についてはより多くの情報や分析が必要で、WHOとしては、中国政府や専門家と緊密に連携して対応を続けたい」とした