私は前にも書いたように自分自身部落差別というものを肌で感じたことがないので、私の言うことは、実際に差別を体験している人達からすると、抽象的に過ぎると思われるだろう。
しかし、私のような部落差別という事実から遠い人間だからこそ客観的に言えることがあると思って、敢えてこの文章を書いている。
部落に対する差別は私たちの世代で必ずなくさなければならない。こんなものを、次世代に持越したら、末代までの恥だ。
部落差別は、ただの歴史上の事象に還元するべきだ。
ただ、今回の週刊朝日問題での橋下氏の態度は間違っていると私は思う。
折角の機会だ。部落問題を徹底に討論する場を作るべきだったのではないか。
あのように、ただ怒りを爆発させる態度であれば,これから、部落問題を取り扱う人間はいなくなる。