超ハマってたゲームなのに、友人と奥さんにゲーム機ごと売られてしまいました。
私の同僚(男)の話です。

先日、彼の結婚式(披露宴)に招かれました。
会場は都内のすばらしい式場で、新婦も美人。
新郎の幼いころからの友人もたくさん駆けつけ、感動的な披露宴でした。

ただ、仲の良すぎる悪友(?)たちが「ちょっとぶっちゃけ気味かな?」という感じでした。
大変な盛り上がりの中で披露宴はお開きになり、参加者は二次会へ流れ、アトラクションが始まりました。

「あるものを売った値段を当ててください」というクイズです。

そして、会場のスクリーンには、悪友が彼の家からプレステ3とソフトをこっそり持ち出して、
「ブッ○オフ」で売りさばく映像が……。

彼はウイニングイレブンというサッカーゲームにハマっていて、
アジアNo.1に輝くほどの腕前だと披露宴でも紹介されていました。

しかし、そんな栄冠をあざ笑うかのように、映像では淡々と買取査定が行われ、
ゲーム機は店の奥に消えていきます。
当然のことですが、買い取られたゲーム機のデータは、
日本一だろうが世界一だろうが「完全消去」されます。

大爆笑が渦巻く会場の中で、一人言葉を失ったままスポットライトを浴びている新郎……。

どうやら新婦は彼の“ゲーム漬け生活”を快く思っていなかったらしく、
そこへ悪友がこの“サプライズ企画”を持ちかけたようです。

企画の決行は奇しくも昨日、彼が今日という日に備えて式場に前泊している間でした。