ひとつには、尿道下裂など陰茎の変型があげられます。また、脳卒中や頭部外傷、脊髄損傷、骨盤内臓器の手術後などの神経系の障害によって起こるときもあります。陰茎の血管の狭窄などによって血流量が減ることが原因になっていることもあります。脳下垂体や副腎、睾丸などのホルモンを分泌する器官の障害でも起こります。
また、避けることのできない原因のひとつに老化があります。精子をつくる機能は30~40歳頃から老化が始まり、ホルモンをつくる機能も低下してきます。それに伴い、個人差はありますが、勃起能力や射精能力は次第に減少するため、勃起力も弱まります。