食事、排泄、着替え、入浴、整容(歯磨きや洗顔など)、屋内外の移動(歩行や車いすへの移乗)を含む「日常生活動作」の介助を身体介助と呼んでいます。身体介助は病気や障害の内容に配慮しながら慎重に行う必要があります。例えば、心臓が弱い人に対しては脈拍や表情をよく観察しながら介助を行ったり、関節に痛みを抱えている人に対しては痛みを増強しないよう注意しながら介助しなければなりません。