舌癌とは、舌前方2/3(有郭乳頭より前方)と舌下面の範囲で発生する腫瘍で、口腔癌の一つとして、最も発生頻度が高い腫瘍である。 通常、目に見える範囲であるため、早期発見は容易であるが、疼痛などの自覚症状がない場合、放置され、腫瘍が進行してから医療機関を受診することもある。