これまで思春期の若者の行動が成人のそれと異なるという証拠が長年集められてきたとは言え、生物学的に見れば18歳あるいは20歳という年齢において決定的な変化が起きるわけではない。だがあえて “成人のしきい値”となる年齢を特定しなければならないのだとすれば、それは30歳以上になるという。あるいは、永遠に成熟した脳などないのが本当だろうという。