新築を計画していくと、どうしてもまだ紙の上だけの話になり、現地に行っても更地あるいは解体予定の全く形の異なる建物が建っているため、なかなか新築が完成した時の部屋の大きさや隣家との距離感などを想像することが難しく、計画中の家のかたちや間取りでいいのか判断しづらいこともあるでしょう。反対に、既存の建物を利用するのであれば、実際にその場に立って部屋や窓の大きさや位置などをイメージしやすくなり、建築家とも誤解なく納得のいく家づくりをしやすくなるでしょう。