保湿ケアも重要です。しっかりと泡立てて汗や汚れを洗い流したあとは、夏でも保湿するほうがよいでしょう。アトピー性皮膚炎の患者さん9例にセラミド[注1]ケア成分入りクリームとプラセボ(有効成分を含まない偽薬のこと)を左右の肘の内側に塗り分けてもらい、発汗量の変化を見る実験をしたところ、セラミドケア成分入りクリームを塗ったほうが発汗量が多いという結果でした