ビル火災や転落事故、エレベータの開閉事故など、会社が所有または管理する建物や施設に不備があって、利用者が被害を受けるというケースも、事業リスクのひとつとして考慮すべき事案です。

利用者が大きなケガや死亡するということになれば、経営者は業務上過失致死傷に問われる可能性もありますし、民事上でも損害賠償責任が追及されることもあります。