太陽光発電システムは作った電気を販売(売電)することにより、初期投資費用を回収できるというメリットがあります。しかし、この売電価格が年々下がっていることを懸念する人もいます。たとえば、2009年の売電価格は10kW未満の住宅用太陽光発電設備の場合48円/kWhでしたが、固定価格買取制度が開始された2012年には42円/kWhに。2016年には出力抑制の有無で、金額に差が出るように変わりました。また、2018年には住宅用設備は26円/kWh(出力制御対応機器の設置義務なし)、10kW以上の産業用・事業用設備では18円/kWhとさらに価格が下がっていることがわかります。