特に、プロペシアの主成分、フィナステリドは主に肝臓で代謝されることから、服用される方に肝機能の低下や障害が認められている場合、重篤な副作用のリスクが高まるため、投与は慎重にならなければなりません。

プロペシアに関する臨床試験では、安全評価対象276例中、11例に14件の副作用が認められています。割合としては4%程度で、重篤なものではないものの、勃起機能不全といった性機能に関する副作用が報告されました。