言、妄想、徘徊、極度の物忘れなど、認知症高齢者にはさまざまな症状が見られます。その中でも、日常のあらゆる事象や自分自身に対してやる気や関心が失われていく、いわゆる"無気力"に陥るケースもあります。 このような無気力状態は「アパシー(apathy)」と呼ばれるもので、暴力や徘徊などとは異なり、はっきりと目に見えて現れる症状ではありません。