『ゆとりローン』とは、バブル崩壊の平成4年ごろから開始された新しい仕組みの住宅ローンです。
この仕組みを簡単に言うと、最初の5年間は超低金利による返済でおさえ、その後は金利が徐々に高くなるというものです。当時は『夢のマイホームローン』として脚光を浴びましたが、実はこのローンには大きな欠陥があり、平成12年に廃止されました。
なぜなら、その5年後には世の中の景気が良くなり、給料が右肩上がりに上昇しているだろうという大前提の下に進められた国の政策だったからです。