新薬認証へ
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は1日、ヘルニコア椎間板注用1.25単位(一般名:コンドリアーゼ、生化学工業)の承認を了承した。
同剤は、保存療法で十分な改善が得られない後縦靭帯下脱出型の腰椎椎間板ヘルニアを効能・効果とする。髄核中のグリコサミノグリカンを分解することにより髄核の保水能を減弱させ、椎間板内圧が低下することで、脊髄神経根の圧迫が軽減し、腰椎椎間板ヘルニアの症状が改善すると考えられている。通常、成人には1.25単位を症状の原因である高位の椎間板内に単回投与する。