コインパーキングは現在、需要に対して供給のバランスが少ない状況です。日本全国の車の台数は約7,400万台。これに対して、コインパーキングの台数はわずか700万台しかありません(2010年4月データ)。

車は移動手段であり、移動した先には必ず、駐車スペースが必要となります。普段の置き場所として月極め駐車場を借りていたとしても、移動中の駐車場所として、さらに複数の駐車スペースが必要となります。



全国の車の台数が約7,400万台だからと言って、台数分の駐車スペースを確保すれば良いというわけではありません。移動する先々で、車の総数の何倍もの駐車スペースが必要とされるのです。

このような理由から、駐車場の数、駐車スペースは慢性的に不足しています。首都圏、関西中心部、政令指定都市においては特に、駐車場の慢性的不足が目立っています。