フランクミュラーの代名詞とも言えるトノー型デザイン。樽型という意味で、長方形を側面をふっくらさせたような形です。このトノー型、時計の歴史を見ていくと、さほど珍しいものではなくスタンダードな形でした。
しかし、時が経つにつれ、徐々にトノー型を見ることがなくなっていくことになります。そして、1980年代にはトレンドではない「レトロ」な形に。
そんな中、1990年代にフランクミュラーが独創的なトノー型デザインの時計を発売し、一気に人気を爆発させ、このデザインを復活させたのです。結果、フランクミュラーはトノー型というイメージが強くなり、それが大きな特徴に。
文字盤のデザインに目を奪われがちなフランクミュラーですが、一見長方形のシルエットも特徴です。
側面がふっくらとしているため、樽のような形をしています。
最近では、腕時計といえば丸いシルエットという印象がありますが、1980年代の頃は樽型の腕時計は珍しくなかったそうです。
今はフランクミュラーのような樽型の時計に、レトロな雰囲気を楽しむことができます。