また、日本では平安時代に書かれた「本草和名」にも海藻類の薬効について触れられております。
フコイダンを含む褐藻類についての記述を確認すると、「モズクはこぶや腫れ物を散ずる。アラメは婦人病を治す。コンブは13種の水腫を治す。黒焼きにすると梅干しと同じ効能があり、口、舌、歯牙の病を治す。水腫の病人にコンブと煮た鯉を食べさせると、小便の出が良くなり、病を治す」などと記載されております。
このように海藻には古来より薬理効果が確認されているものが多く存在しています。
日本では、なんと1000年以上前の平安時代から
フコイダンが活躍していたそうです。
このころから、海藻が持つ栄養が注目されていたのですね。