さらに中世ヨーロッパでは、肌が白ければ白いほどいいとされていました。肌の白さを引き立たせるために肌に血管を描いたり、白粉(おしろい)を大量にはたいたりしてわざと顔色を悪く見せる工夫もしていました。中には貧血になるように血を抜いてまで、肌を白くしようとする貴婦人もいたのです。