大リーグと大リーグ選手会との間で昨年12月に締結された新たな労使協定により、25歳未満の海外選手の契約については移籍金約1000万ドル(約11億円)以内、1年目はマイナー契約に限られることになった。それでも、大谷は米国メディア・CBSのインタビューに対し、「個人的には、いくらいただけるとかは気にしていない」などと発言。新労使協定の内容が、大リーグ挑戦に影響を及ぼす可能性を否定している。

 ただ、今回の故障によって、大リーグの球団側から「二刀流」について厳しい制約が課せられる可能性も考えられるだけに、大リー挑戦を表明する場合は慎重な判断が求められることになりそうだ。