しかしその夜、自分の娘と生まれてくる赤ちゃんのことを考えると、
おばさんも疲れていたのでしょう、

そんなとんでもない電話さえ、

「ひょっとしたら、これもなにかの縁かもしれない。明日頼んでみよう」

と思ったそうです。

なにかすがるものができたせいか、おばさんはその夜、
久しぶりに眠りに落ちました。