瑕疵担保責任に基づいて損害賠償を請求する場合、壁にひびが入っているというのは、現状にすぎないため、実際に請求する場合には、何が原因で壁にひび割れが生じているのか、その原因を補修するのに幾らくらいかかるかを特定する必要があります。そして、その金額が特定できて初めて、その金額を損害として請求できることになります。