今年は『シン・ゴジラ』『君の名は。』『聲の形』と続けて良い映画が公開されたおかげで、特撮やアニメといったジャンルや表現方法に対する一般層の抵抗感が薄らいだように思う。こうした下地もあって『この世界の片隅に』が広く受け入れられたとも思うので、先行作には改めて敬意を表したい。