オールドスクール・ヒップホップとは、1970~1980年代のニューヨーク市で行われていたブロックパーティから登場してきた、ヒップホップ黎明期を意味する言葉。1970年代、クール・ハークやグランドマスター・フラッシュなどに代表される、ブレイクビーツを流すDJが登場し始める。現代、オールドスクール・ヒップホップという言葉は、BETを含むテレビ局やラジオ局などのマスメディアによって、1990年代初めよりも前のヒップホップを言及する言葉として使われている。本項では、マスメディアの用法ではなく、最初に定義した通り、より狭義なオールドスクール・ヒップホップについて記述する。