8月22日午前7時ごろ、東京都新宿区西新宿6丁目のマンション前の路上で、歌手藤圭子さん(62)が血を流して倒れているのが見つかった。
宇多田ヒカルが告白。藤圭子の遺言と家族の絆
8月22日、都内のマンションから転落死した藤圭子さん。葬儀が行われないなどの対応に一部で困惑の声も上がっていたが、宇多田ヒカルさんが遺言書の存在を明かし、故人の意思だったと語った。
前夫の音楽プロデューサー宇多田照実氏(65)が葬儀は行わず、家族だけで荼毘(だび)に付すことを明らかにした。
(8月23日の報道)
藤さんの遺体は23日午後1時過ぎ、黒い大型ミニバンで碑文谷会館に運び込まれた。
(8月23日の報道)
照實氏側は「故人の遺志」としているが、「藤さんが最期の時を過ごしたマンションの室内に遺書はなかった」(捜査関係者)という。
(8月24日の報道)
歌手の宇多田ヒカル(30)が5日、先月22日に死去した母で歌手の藤圭子さん(享年62)の遺書があったことを公式サイトで明かした。
今年の始めに遺言書を作っていたという
「母の遺体との面会を希望された方もいらっしゃいましたが、やむなくお断りさせていただきました。この場を借りてお詫び申し上げます」と謝罪
「母の気持ちを考えた上での、喪主としての私の判断でした」と自身が決断したことを明かした。
母で歌手の藤圭子さん(享年62)と父・宇多田照實氏との深い絆を綴り、離婚後も「阿部純子ではなく、宇多田純子です」と明かしている。
「旧姓の阿部ではなく宇多田姓を名乗ることを希望し、籍も父の籍においたままでした」
「夫婦だとか夫婦ではないなんてこと以上に深い絆で結ばれた二人でした。(中略)父は、母が最後まで頼っていた数少ない人間の一人です」と両親の関係について語った。
「それらの事実をふまえた上で新宿警察署は、母の遺体の本人確認と引き取りを父が行うべきと判断したものと思われます。当日新宿警察署に行ける状態ではなかった私に代わって、辛い思いをしながらも、父はこの役割を果たしてくれました」と父親を思いやった。
- 1