お葬式 喪主としてしなければならないことリスト

突然家族が死んだ。そんなときにはいやでも慌てます。少しでも当日のゴタゴタを回避できるよう今のうちに情報を整理しておきましょう。

matomesugi さん

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突然家族が死んだ。そんなときにはいやでも慌てます。少しでも当日のゴタゴタを回避できるよう今のうちに情報を整理しておきましょう。

やることはとても多くあります。正直悲しんでいられません。逆にそれだけタスクが多いことで故人を失った心的ダメージは緩和されます。

◆葬儀の方法を決める

・お坊さんが絡む
・お坊さんが絡まない、共同墓地
・家族葬(うちうちでやる)
・直葬(遺体を24時間経過後に火葬が義務付け)

◆葬儀費用として、手持ちとして必要なお金の目安は通常で200万円です。これだけのお金は普通預金で自分の口座に確保しておきましょう。


困ったら市役所・区役所に相談します。葬儀費用の貸付や給付、葬儀場の斡旋や公営の葬儀場の紹介などしてくれます。

◆定期預金などの事前引き出し

死亡したことが銀行ににバレた時点で口座が凍結されます。相続人全ての印鑑証明など必要書類を提示しない限り引き出せなくなります。
ですので、死にそうなとき(もしくは死亡届けを出す前)にはお金を引き出しておくことが絶対に必要です。

ある程度まとまった額になるので、通常でも引き出しは困難です。引き出す理由は「入院費・治療費」などにし、絶対に銀行に死亡の旨伝えないようにします

◆親戚や故人と付き合いのあった人へ連絡

◆葬儀会社と打ち合わせ

必要な手続き、書類などはほぼ葬儀会社で手配してくれます。

参列者の見積もり・洗い出しを行います。これが一番のネックになります。
葬儀屋が出してくる見積もりはきちんとチェックしましょう。要不要を精査します。

葬儀に必要な写真なども用意します

◆席順・こまごまとした応対・世間話

親族にうるさい人間がいる場合は席順・拝む順番なども決める必要があります。なにか言われても気にしない大きな心が重要です。

接客・応対については一般客だけは業者がやってくれますが、親族・重要な弔問者へは自分で応対しないといけません。

◆香典管理

金の管理が絡むことなので基本的に業者には任せません。終わってから香典返しがあるので香典袋と祝電は無くさないようまとめて保管します。

その場で返す「その場返し」もありますが過不足の管理はやや手間です(多い分にはよい。業者が引き取ってくれるかは確認要)

◆喪主あいさつ

告別式の締めくくり、火葬時の挨拶。

誰も覚えていないのでテンプレでも構わない。重要なのはメモをみないこと

 遺族を代表し、一言ご挨拶を申し上げます。
 本日は、ご多忙のところ、遠路ご会葬いただき、厚く御礼を申し上げます。
 生前、故人に寄せられた皆様のご厚情に対し、心より御礼申し上げます。
 私どもは、未熟ではありますが、故人の教えを守り、精進していく所存です。皆様方には、故人と同様お付き合いいただき、ご指導いただけますことをお願い申し上げます。
 本日はありがとうございました。

◆火葬

火葬。一週間以内に「埋葬許可書」を市役所から受領。

その後納棺、四十九日、一周忌など・・


とりあえずここまでやれば肩の荷は落ちます。ここでぐっと押し寄せるものがきますが、本当に大変なのはここからです

◆死亡後の手続

年金停止の手続き、生命保険、遺産相続(不動産等)、銀行口座の凍結解除、各種名義変更、カード停止、公共料金の支払い解約手続き、個人事業者であれば法人の代表者変更等


税理士や司法書士に相談しながら動きましょう

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