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Fortipecten さん
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アルゴンヌ国立研究所がボロフェンを作る方法を開発という報告 https://t.co/CALPL5YSke ホウ素2次元シート。比較的手軽に作る手法見つけたが、不安定で実用化とか遠そうだ。理論的にはグラフェンより電子部材に向いてる
出典 ゆきまさかずよし on Twitter
出典 pbs.twimg.com
これまでボロフェン作る手法はジボラン(B2H6)を材料にしてるとか書いてる。 自然発火点38 ℃-52 ℃で爆発しやすく高い毒性。 そんなん使わずに作る手法が発見されただけでもめっけもんだ。大学レベルで物性の研究がいくらかでも進む
ボロフェンとは?
ボロフェンとは、ホウ素の同素体として提唱されている物質であり、平面構造を取るグラフェンに類似した物質であるとされる[1]。
出典 ボロフェン - Wikipedia
出典 www.nature.com
ボロフェンはホウ素原子(紫)のハニカムで、それぞれの六角形の上にもう一つのホウ素原子が乗っかる。銀基板(銀色)の上に原子の厚さのフィルムとして形成される。
ボロフェンのなにがすごい?
計算によると波打ったボロフェンは、皺の稜線方向のほうが稜線を横切る方向よりはるかに電気を伝えやすい。この方向では強さと伝導率がグラフェンを上回る。
出典 Atom-thin 'borophene' joins 2D materials club : Nature News & Comment
ボロフェンの走査型トンネル顕微鏡画像。下の銀レイヤーに起因する波打ちが見られる
宇宙でいちばん強く、いちばん電気伝導率が高いと言われるのはグラフェンです。2010年のノーベル物理学賞はグラフェンの研究が受賞しました(スコッチテープ法が荒っぽいと話題になりました)。そんなグラフェンよりボロフェンは凄いというのですから、とんでもない話です。
ボロフェンはなにの役に立つ?
新しい電気伝導率が高い物質の2Dシートを利用すれば、未来の電子デバイスやバッテリーはもっと速く、もっとエネルギー効率が良くなるかもしれない。
出典 Could Borophene Rival Graphene? - IEEE Spectrum
ボロフェンは理論段階から実験段階に移行したばかりの新素材です。どのような将来性を秘めているかは、これからの研究課題のようです。
資料
Synthesis of borophenes: Anisotropic, two-dimensional boron polymorphs
http://www.sciencemag.org/content/350/6267/1513.abstract
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Science誌に掲載された論文
Borophene: Scientists create atomically thin boron
http://phys.org/news/2015-12-borophene-scientists-atomically-thin-boron.html
text/html; charset=utf-8
プレスリリース