窃盗犯の認知件数のうち、ひったくりの約90%、すりの約60%が女性が被害者となったものである。そのほか、路上強盗、暴行、傷害、脅迫及び詐欺における女性の被害割合が増加傾向
ピーク時よりも被害件数は減ってはいますが、犯罪の被害にあう女性は年間に数十万人いるのです。
犯罪の標的にされやすい女性の行動があります。こんな行動をとっていたら、犯人の標的にされてしまうかも。
犯人の多くが、ひとりで駅、コンビニ、レンタルビデオ店等入る女性を探している。
夜中に一人歩きをしている女性が狙われる傾向があります。ペットを飼っていて日中働いている一人暮らしの女性が深夜にペットの散歩に出掛けて犯罪の標的にされることもあります。
痴漢や暴漢にあいやすい女性の特徴としては下記の事があげられます。
露出の少ない地味な格好、大人しそうな印象、化粧が薄く、派手な顔ではないぽっちゃり気味、小柄な身長
特に女性が標的にされる痴漢や暴漢被害は、犯人にとって狙いやすい女性のタイプがあります。
無防備(音楽を聴いている、メールや電話をして歩いている)
外を歩いているとき、音楽を聴いていたり、スマートフォンを操作していると、暴漢に襲われたいざという時に素早く逃げることができない。
女性的な服装 ズボン姿でなく、ピンクのブラウスにスカートといった女性的な服装が性犯罪者の欲情を誘うのは当然として、スカート姿の女性を狙うには合理的な理由もある。
スカートの女性が狙われやすい理由には、スカートだと早く走って逃げることが困難だということを犯人は知っているからだそうです。
狙われる危険があるということを意識して、防犯対策を取ることが必須です。
部屋に帰ったらすぐに玄関にカギをかける。
家に帰ったら、安心してしまいますが、すぐに玄関の鍵をかけるようにしましょう。すぐに鍵をかければ、後ろから強盗や暴漢やってきてもそこで食い止めることができます。
人通りのある明るい道を歩く!
多少、遠回りでも明るい道を選んで歩きましょう。
この道を通れば家に近いからと、街灯のない暗く細い道を選んで歩いていませんか?こうした暗い場所を歩いていると犯人から標的にされます。また、地域の自治体などが「痴漢多発」や「不審者の目撃情報」といった看板チラシを設置する場所があります。そのような場所を夜中にあるかないようにしましょう。
個人情報が記載されている領収書などは内容が読めないようビリビリに破るか、シュレッダーで細かくしてから捨てるようにしてください。
意外と気にしていない女性も多いのですが、個人情報(電気・ガスの支払い書、郵便物の送状など)をそのまま捨ててしまう人がいますが、個人情報を読むことができないようにして捨てるようにしてください。
一人暮らしの女性を狙う空き巣や押込み強盗の予防に、女性の一人暮らしだと分からないようにするのも効果があります。
一人暮らしであることを外部の人間に気づかれないようにする。たとえ一人暮らしでも家に帰宅したら、「ただいま」と声掛けをする。
防犯ブザーはバックに取り付け、周囲から見えるようにしておく
防犯ブザーを持っていても、カバンの奥にしまいこんでいませんか?防犯ブザーはカバンからすぐに取り出せるようにするか、カバンの見える場所に取り付ければ犯人の抑止につながります。
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