風水は環境の気と人の気のバランスを整えて心地よい空間を作るものです。では、そのために何をするかは風水への関心がないとなかなか実践には至りません。ご家族の中でお母さんがまず風水を始めたとします。例えば寝室。ご主人の疲れがなかなか取れない場合に枕位置を風水で調べて吉方位に変えてみたとします。感覚は個人差がありますが、このような風水対策で睡眠改善がされる場合はかなりあるのです。ご主人の疲労が回復しづらい状態で風水を使って調子が良くなればご主人も喜びます。そうなると、ご主人はあまり関心のなかった風水に少し興味を持つのではないでしょうか。
子ども部屋の場合は、風水を使ってカーテンやラグを選んだり、学習机やベッド位置を良い気が受け取れる配置にしたりすることができます。お子さんの感覚は敏感なので風水で気のバランスが整えば、子ども部屋で集中できる時間が増えてきます。このような場合、親子で風水効果を体感することができます。

風水効果が体感できたとしても、風水を実践することが「面倒くさい」や「本当に次も効果があるのかどうか怪しい」というマイナスの感情が入ると、人の気が下がってしまいます。人の気は環境の気と連動していくので、家族を取り巻く気は活性化しにくくなります。家族みんなが気持ち良く風水の吉意を受けるためには、家族揃って風水を前向きに実践することが効果を上げる近道なのです。

日常生活に取り入れる風水は、高価な品物を買ったり家の中をいつもピカピカにしなければいけないというものではありません。ちょっとしたことでも気のバランスを整えることができます。暮らしの風水で大事なのは継続することです。 お母さんだけが一生懸命に実践するのではなくて、それぞれができることを習慣にしたいものです。小さいお子さんでも簡単にできて風水効果に繋がることは

・トイレのフタを閉める　（邪気の広がりを防ぐ）　
・使ったバスタオルを干しておく（湿気を作らない）
・玄関の靴をしまう　（玄関の気を整える）
・子ども部屋のカーテン、ブラインドを開けて自然光を入れる　（光で邪気を防ぐ）
・学習机の上を片づける　特にハサミやカッターナイフなど刃物類は引き出しへ　（気のバランスを崩さない）
・自分のコップは使い終わったらすぐに洗うようにする　（邪気を引き寄せない）