多肉植物について知っていますか?
最近、おしゃれなインテリアショップでも見かけるようになった多肉植物。その美しい色合いやぷっくりとした葉のかわいらしさに人気が集まっています。
多肉植物とは、極度に乾燥した環境でも適応できるように植物体(葉、茎、根など)の一部が肥大化し、そこに水分を貯められる植物の総称です。つまりは体のほとんどが水分でできています。その種類は、なんと数千種類!グリーンはもちろん、白っぽいカラーからピンク系、赤系まで幅広い色味も魅力です。
お部屋に置いてあるだけで癒される、という人が多いのも納得です。
出典 grapps
【シーズンごと】多肉植物の育て方のコツを教えます!
春(3−5月)成長時期
土の表面が乾いていたらたっぷり水をやりましょう。水のやりすぎは根腐れのもとになるので注意!暖かくなってきているとはいえ、冷え込む夜間は室内に。
夏(5−8月)
湿度が高い時期なので、水やりの必要はほとんどありません。葉や表土の様子を見て霧吹きで水をやってもOK。太陽の光は大好きですが、真夏の直射日光はNG。半日陰で風通しのよい場所に置いてください。
秋(9−11月)成長時期
日光の当たる場所で育てましょう。表土が乾いていたら、水はたっぷりあげてください。種類によっては紅葉するものもあります。
冬(12−2月)
水はほぼ必要ありません。日中は日当たりのよい場所に置いてください。窓の近くは夜間に冷え込む可能性が高いので、注意が必要です。
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葉挿し、挿し木で多肉植物を増やしましょう!
▪︎葉挿し
取れてしまった多肉植物の葉っぱは捨てないで葉挿しをしましょう!
葉挿しは、平たい器に乾いた土を敷いて、取れてしまった葉っぱを置くだけです。水をやる必要はありません。
数日経つと葉っぱから根が出てきます。根が出たら、根のあたりに水やりをします。
葉挿しは多肉植物の成長時期でもある、春と秋がベストです。
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挿し木
折れてしまたり、伸びた部分をハサミでカットして、挿し木をすることができます。カットした部分は、瓶などに挿し、日陰で乾燥させておくと数日後、根が出てきます。水をあげる必要はありません。
根が出たら、植木鉢などに土を入れて挿し木を植えます。植えてから1週間は水をやらずに育てましょう。
挿し木も成長期の春と秋がおすすめです。梅雨や湿気の多い時期は避けた方がいいとされています。
カットした親株からも新しい芽が出てきます。
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多肉植物をアレンジしてみましょう!
絶妙な色味の多肉植物は、寄せ植えをすると魅力的。同じ色味を揃えてシックな印象にまとめるのもよし、鮮やかな色味を混ぜてかわいく仕上げるのもよし、あなたのアイディアとセンス次第です。
▪︎リース
ドライフラワーや葉を使ったリースとはひと味違う、多肉植物の美しいリース。生の植物をリースにできるなんて素敵です。チキンネットを使ってつくることもできますが、リース型フレームを使えばより簡単に作ることができます。
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<作り方>
リース型フレームに適量土を敷きます。
多肉植物の周りに土を寄せながら並べます。
植え終わったら水に浸した水苔を土の上に敷き詰めます。
リースの内側と外側に針金を渡して固定して出来あがり!
<材料>
植物用リース型フレーム 直径21cmぐらい
サボテン・多肉植物用のブレンド土
水苔
細い針金
1号ポットの多肉植物
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▪︎寄せ植えミニ植物園
植木鉢だけでなく、ブリキや琺瑯、ビーカー、木箱などさまざまなものに植えて、多肉植物を楽しみましょう。さらに、多肉植物の色味や品種にこだわって、まとめて「小さな植物」を作ってみるのもひとつの手。
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