歳をとると徐々にだらしない体つきになってしまうもの。若い頃の体型を維持するためには、やはりある程度の筋トレが必要ですよね。
でもストイックに筋トレをするだけでは、しなやかで健康的な体をつくるのに十分とは言えません。筋肉の元となる栄養素を摂取し、血管を丈夫で健康的に保つことが必要になります。
今回は、良質な筋肉を鍛えるのに必要な栄養摂取のコツをご紹介します。
■筋トレ後の栄養チャージはたんぱく質だけではNG
nikkanCare.ismの過去記事「目指すはシックスパック！“筋トレに実はNGな食生活”3つ」でご紹介したように、筋トレ効果を高めるためには食事にも気を使う必要があります。カロリー過多や栄養不足の状態では、しなやかで健康的な筋肉を育てることは難しいもの。日頃から暴飲暴食や栄養不足には気をつけましょう。
そして今回は、食事の“内容”にも目を向けてみたいと思います。筋トレの効果をUPさせるためには、筋肉の材料であるたんぱく質だけでなく、体内でたんぱく質を合成するサポート成分（ビタミンCやビタミンB群）や、マグネシウムなどのミネラルを合わせて摂取する必要があります。
ビタミン類は野菜や果物から、ミネラルは海藻類から豊富に摂取することが可能です。肉や魚、卵に野菜や海藻類を合わせて摂取することで、効率的に筋肉をつくることができますよ。
■筋トレ直後や小腹が空いたときにはナッツやドライフルーツを
筋トレ直後にプロテインなどでたんぱく質を摂取している、という人もいると思います。さらに筋トレ効果を上げるためには、筋トレ後の疲労回復や筋力UPをサポートしてくれるビタミンやミネラルも合わせて摂取したいもの。
そんなときは、ナッツやドライフルーツを持ち歩いて摂取することをおすすめします。小腹が空いたときにさっと取り出して食べることができ、ビタミンやミネラルが豊富なため、健康的なおやつとしても重宝しますよ。
■筋肉作りのサポート食材は“にんにく”!?
にんにくには、体内でのたんぱく質合成をサポートするビタミンB6が豊富。また、疲れにくい体質にしてくれる“アリシン”も豊富なため、筋トレ後の体力回復にぴったりです。
ドレッシングににんにくを加えて肉や魚料理にしたり、野菜と一緒に炒めて副菜にしたりすることで、筋トレ効果をUPさせる食材と合わせやすくなります。
食事で疲労回復や筋力UPのはたらきを活性化させることで、効果的に筋トレすることが可能。筋トレ後は肉や魚ばかり食べていたという人は、野菜や海藻類、果物も積極的に摂取してみてくださいね。
