09年、韓国版「花より男子」に出演した女優チャン・ジャヨンが「性接待を強要された」という内容のメモを残して自殺。警察の調べによると、所属事務所には性接待用のベッドやシャワーが完備されていたという。
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ソウル高裁民事10部は、2009年に自殺したタレントのチャン・ジャヨンさんの遺族が所属事務所代表K(45)を相手取り出した損害賠償訴訟控訴審で2400万ウォン(約240万円))の支給を命じると判決を下したと12日、明らかにした。
手紙には「先輩のAさんも後輩のBさんも接待を強要されていた」、「酒の接待には10代後半や20代前半の芸能志望生が多く同席していた」などと打ち明けており、SBSは「今回の捜査は竜頭蛇尾(りゅうとうだび)で終わらせてはいけない」と力説した。
台湾出身の歌手リン・ウェイリン(30•林韦伶)が韓国芸能界への進出を試みようとしたところ、性的接待を強要されたと主張
「(韓国にいる間)私も何度も他の人と一緒に寝るするよう強いられたが、拒んだ」と言いながら、「私が話したことはすべて事実なので、韓国から抗議されても怖くない」と述べたという。
韓国メディアによると、女優やタレントとの飲み会の相場は一晩300万~500万ウォン(約33万~55万円)といわれている。
「所属事務所の命令で、タレントがスポンサー企業の幹部やテレビ局関係者相手に枕営業をすることは多い。もちろん、これは韓国に限った話ではないが、特に韓国芸能界は、性的な接待を意味する『性上納』という習慣が根付いているほど、枕営業が露骨な世界。いくらでも代わりがいる新人女優やアイドルなどは、よほど運が良くなければ、性上納の道を通らないわけにはいかない」
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