公益財団法人日本生産性本部の『職業のあり方研究会』は毎年、新入社員の特徴をまとめて発表している
日本生産性本部では、新入社員を対象に就労意識をテーマとする調査を長年にわたって実施し、その年ごとの新入社員の特徴やデータの経年変化を発表してきました。また2003年以降、現代コミュニケーション・セ...
見かけはありきたりなボールペンだが、その機能は大きく異なっている。見かけだけで判断して、書き直しができる機能(変化に対応できる柔軟性)を活用しなければもったいない。ただ注意も必要。不用意に熱を入れる(熱血指導する)と、色(個性)が消えてしまったり、使い勝手の良さから酷使しすぎると、インクが切れてしまう(離職してしまう)。
自由に書き換えができるので変化に対応できるが、摩擦熱には弱いので過剰な熱血指導をすると色(個性)が消えてしまう
使い勝手が良いからと、使い過ぎてもインクが切れてしまう、つまり辞めてしまう恐れがあるという。スペックは高いながら、なかなか扱いにくいところがあるようだ。
まず、彼らが生まれた1992年といえばバブルの崩壊があり、平成大不況に突入した年。この5年後には消費税が5%になり、日本経済はさらなる大不況に突入した。いわゆるデフレ時代であり、牛丼は200円台後半で100円ハンバーガーが当たり前になっていった。彼らはいわゆる不況デフレ世代なのだ。
今年の4月は暑くなったり雪が降ったりと異常な天気が続いたが、その理由に「1992年生まれが新社会人になったからでは?」とも噂された。実は彼らは高校に入学した2008年の4月には爆弾低気圧の到来で真新しい制服がドロドロに汚れたり、二十歳になった2012年の成人式には大雪に見舞われているのだ。天候に恵まれない世代だったのである。
芸能では小学生になった1999年に流行っていたのがモーニング娘。だ。後藤真希が加入し『LOVEマシーン』が大ヒットした年である。
ちなみに彼らは生まれた翌年にJリーグが発足したサッカー世代でもある。野球が好きなオジサン世代とは、なかなか話題が合わないかもしれないので、注意
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