安倍首相のお膝元、山口県下関市の「川棚グランドホテル」内のバー「マグノリア」でのこと。
一次会ですっかり出来上がっていたY氏(50代)やH下関市議(50代)ら5人が、店にやって来た。
実はY氏は、この地区の安倍後援会のナンバー2という実力者。そしてH市議は下関市議会の"安倍派"所属。ほかの3人も、その関係者だったのだ。
■マグノリア
お1人様 ¥5,000(税込)
5名様以上、90分フリードリンク、ホステス付(飲物代別途)
営業時間/19:00~24:00
(HPより)
ロビー・フロント ロビー川棚の四季では、豊浦町を代表する梅や椿など、四季を通じて可憐に咲く花々をあしらった手織の絨毯をお楽しみいただけます。 フロントではご滞在中のご不明な点や緊急のご用命を承っ...
その場にいた人人の詳しい証言によると、事件当日の夜、ライオンズの例会(第2、第4月曜日)を終えてマグノリアにやってきたのは加害者であるT社のY社長、K社のN社長、Y工務店の不動産部門を担当するD社のU、市議会議員の林透、豊浦高校OBでY(豊浦高校同窓会事務局代行)の後輩にあたる下関市職員の5人であった。
Y氏(51)はすでにすっかり出来上がっており、店に入って来るなりホステスのA子さんに「俺にキスしろ!」と要求。断ると、殴る、首を掴んで頭を激しく振る、ヘッドロック、鼻の穴を掴んで口をこじ開けビールを流し込む、体を触るといった行為を実に延々2時間以上続けたという。
〈酔った客に2時間以上、メチャクチャに暴行されました。息も出来ないほど、身体や頭を押さえつけられ、ヘッドロック状態で首を絞められ、頭を前後左右に振り回され、数えきれないほど、大きな手でバシバシと叩かれ、飲み物を下着がびしゃびしゃになるほどかけられ、(中略)スカートもめくれあがってパンツも丸見えの状態で、(中略)耐えられない屈辱をうけた〉
〈加害者は男性5人組で来店し、残りの人間は見ても止めず笑って、酷い奴は、暴行されうなだれている私に親指を立てて笑ってました〉
林市議は「こちらが嘘をつくわけがない」「向こうが嘘をついている」の一点張り。だが、現場にいたことには別の人物の証言もある。
その際、林透は傍観していただけではなく、暴行されているAさんのハンカチを取り上げて、みずからのズボンのなかに手を入れて股間を拭き、Aさんに返却するという意味不明の行動に及んでいる。
A子さんは頚椎捻挫で全治1週間、また、その屈辱など精神的ショックで店を2カ月間休むことになり、Y氏を刑事、民事の両方で提訴した
マグノリア従業員たちへの口止め工作が活発で、ママが女性スタッフたちに「林さんはあの時いなかったよね」と念を押していること、Yが女性スタッフたちに接触しようと必死に動き回っていることが指摘されている。
「地元の安倍事務所は、かつてKという元県警幹部が天下って仕切っていたこともあり、いまでも県警と安倍事務所はツーカーだと言われています。事務所関係者なら多少のトラブルの揉み消しも可能ではと、地元ではもっぱらです。A子さんは事件後、店を辞めさせられ、また現場に居合わせたほかのホステスも沈黙して、目撃証言をしません。圧力がかかったのかもしれません。その店は、そもそもY氏らのご用達ですからね」(地元事情通)
暴行が今回に限ったことではなく、以前にも被害者Aさんを加害者Yが襲っており、仲間が必死に助けていたこと、それ以前にも何度もマグノリアの女性スタッフたちが同様の扱いを受けていたが、「ライオンズの上物の客」を守るために真相は闇に葬られ、みな泣き寝入りだった事などが浮かび上がっている。
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