「ニートだらけ」で有名なナウルに旅行するには

「失業率90%、ニートだらけ」で有名(?)なナウルですが、旅行はできるんでしょうか

kokaneewadokonee さん

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大西洋南西部に浮かぶナウル島にあるのがナウル共和国。国土の面積は約21平方キロメートルで人口は約1万人。

アホウドリや他の海鳥の糞が堆積してできたリン鉱石が豊富に存在していた。

1980年代には世界で最も高い国民所得を誇り、税金はなく、医療費、教育費は無料。ベーシックインカムなど豊富な社会保障を実現していた。

1990年代後半にリン鉱石が枯渇。長年国民が労働を経験せず、生活物資も輸入に頼っていため、経済が崩壊した。現在の失業率は90%以上で、基本的なインフラを維持するのも困難なほどになり、各国の援助に依存している

経済崩壊…そんな国に旅行ってできるの?

※2013年8月現在、宿の予約の無い方は訪れるべき場所ではありません。
主に、イラク・アフガニスタン等からの亡命希望者の対応が捌ききれず
難民用仮設住宅をつくったり警備等にあたる人たちが多く滞在し
国内に2軒しかないホテルやロッジは常にすべて満室
&それでも足りなくて仮設ホテルをつくっているほどです。
宿の予約の無い場合は、イミグレを始め、
関係各所を困らせてしまいますので
情勢を見てからの訪問をお勧めします。

移民国家であるオーストラリアを目指して中東や南アジアから命を賭して航海してきた「ボートピープル」が、めぐりめぐって、この国に送られてくるのだ。

豪州政府はナウル政府に対して「難民委託費」とも呼べる補助金を支払う仕組みになっている。いわば札束をつけて難民を押しつけるのだ。ナウルの財政は、この豪州からの資金によってなんとか成り立っているのだという。ナウルは難民を受け入れることでカネを稼ぐ国なのだ。

ナウルへの入国は「ビザ」と「帰りの航空券」が必要になります。
在メルボルン・ナウル総領事館、在フィジー・ナウル高等弁務官事務所などでビザの申請を行います。
ビザの申請には、宿泊ホテル予約確認書が必要になりますので、ホテルの予約を先にしましょう。

査証取得を希望する方は、まず海外のナウル大使館・総領事館、取扱旅行代理店又はナウル税関・入国管理局等で申請用紙を取得して記入し、必要書類を揃えてください

1.旅券の人定事項記載面のコピー等有効な旅券の保持を証明する書類
2.旅行日程
3.ホテルの予約証明書、また、知人等を訪問する場合はその氏名及び住所等連絡先
4.申請者の住所等連絡先の詳細(郵便局の私書箱番号は住所として取り扱われず、記載事項に誤りや偽証がある場合は査証発給を拒否されます)

以上の書類等を揃え、在メルボルン・ナウル総領事館若しくはナウル税関・入国管理局宛に、郵便、FAX若しくは電子メールで送付してください。それぞれの連絡先は以下のとおりです。

■在メルボルン・ナウル総領事館
電話:+61(03)9664-4600
FAX :+61(03)9650-4224
E-Mail:consulate@nauru.com.au

■ナウル税関・入国管理局
住所:Department of Justice, Government Building, Yaren District, Republic of Nauru
電話:+674-444-3133(内線323)
FAX :+674-444-3832

ナウルへの行き方

残念ながら、日本からナウルへの直行便はありません。
グアムからナウル航空での乗継が最も便利です。
次に便利なのがポナペ(ミクロネシア連邦)経由で、こちらは週2便出ています。
他には、ナンディ(フィジー)経由、メルボルン(オーストラリア)経由、ブリスベン(オーストラリア)経由という方法もあります。

フラッグ・キャリアのアワー航空(旧称・エア・ナウル)がナウル国際空港をベースに国際線を運航する。オーストラリアなどの近隣諸国からも各国の航空会社が乗り入れている。

Our Airlineしか乗り入れていないため
航空会社HPよりスケジュールをチェック。

出国の際、空港使用料として50豪ドルの出国税が必要になります。
(12歳以下は無料です)

オーストラリア・ドルへの両替を必ずしてください
ナウルで外貨への換金はできません。
もちろん日本円も使えないので、入国前に必ず両替をしてください。

カードが使えるのはホテルのみです
ナウルの街中ではカードが使えません。
また、ホテルでもアメリカン・エクスプレスとダイナースカードしか使えませんので注意してください。
やはり、豪州ドルへ多めに両替しておく事をお勧めいたします。

ナウルには公共交通機関はありません。

ナウルはレンタカーというシステムは無いですが、ホテルの車を借りる事ができます。
しかし、貸出し中になっている事が多いので、現地で友達を作り車を貸してもらったり、乗せてもらうのが良いでしょう。

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