1年ほどずっと使い続けて、最近効果が薄くなってきて、回数がおおくなり、
おかしいな?と思って調べてみるいると、使いすぎてはいけないと知りました。
鼻詰まりがよけいひどくなってしまったのですが、どうしたら改善されるでしょうか?
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点鼻スプレーを一日一回寝る前に使っていたのです。
実は一ヶ月前から点鼻スプレーの効き目が落ちているのがわかりました。
点鼻薬は以下の3つに大別できます。
(1)血管を収縮させ鼻の粘膜を鎮静化させる点鼻薬(血管収縮性点鼻薬)
(2)副腎皮質ホルモン(副腎皮質ステロイド)の入った抗アレルギー点鼻薬
(3)副腎皮質ホルモン(副腎皮質ステロイド)や血管収縮性薬剤の入っていない抗アレルギー
血管収縮剤の代表的な成分には、塩酸(硝酸)ナファゾリン、塩酸トラマジリン、塩酸(硝酸)テトラヒドロゾリン(テトリゾリン)、塩酸フェニレフリン、塩酸(硝酸)オキシメタゾンなどがあります。病院で処方する薬と異なり、市販の点鼻薬のほとんどに血管収縮剤が含まれています。
血管収縮剤が血管の壁を通る自律神経を刺激して、血管を収縮させるため、すぐに鼻水が止まります。しかし数時間たって薬の効き目が切れると、鼻粘膜は元の状態に戻ります。
長期間使い続けたり短期間でも頻繁に使ったりすると、血管を「収縮」させる薬に対して血管が逆に「拡張」するようになり、鼻粘膜が腫れやすくなってしまいます。
だんだん薬が効いている時間が短くなり、効果も弱まるようになります。こうなるともっと点鼻薬を使い、さらに鼻づまりを悪化させるという悪循環に陥ってしまい、これを「点鼻薬性鼻炎」と呼んでいます。
とにかく点鼻薬をさすのをやめること、これにつきます。薬をやめると、最初は
鼻づまりに苦しむことになりますがここが辛抱のしどころです。
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