田代まさしが出所会見 芸能界復帰やASKAについて語る

田代まさしさんが、刑務所を出所、会見イベントが開催されました。イベントには行けなかったので、その様子をまとめてみました。

kokaneewadokonee さん

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自身のブログで、刑期を終え出所したことを報告

2014年7月2日に、3年半の懲役を終えて府中刑務所から出てきましたが、これで終わりだとは思っていません。

まずは自分の薬物依存症を回復することが、
みなさんへ反省の証となると考え、薬物依存症のリハビリ施設であるダルクに入り、現在プログラムを受けているところです。

その後、インタビューに応じる

最初に捕まって刑務所から出てきたときは、クスリのことを忘れて早く「芸能界の華やかな場所に戻りたい」と思ってたの。でも、それが回復によくなかった。芸能界に戻ることが、ファンの人や迷惑をかけた人たちへの恩返しなんだとずっと思ってたけど、本当は人のためじゃなくて、自分のためにやめなきゃいけなかったんだよ。

薬物依存は病気で、だから俺、何回も捕まったんだってことをやっと理解できた。自分の力じゃクスリの前では無力なんだよ。

刑務所は「犯した罪を反省する」ってテンションにならないから、「今度は捕まらないようにうまくやる」って考えのやつらがいっぱいいるんだよ。

鈴木雅之からはやっとメールが来たよ。「お前が失った信用を取り戻すのは大変だぞ。並大抵のことでは信用は取り戻せない。でもお前にはしっかり生きていってほしい。そのためには俺は応援するし、近くで見守ってるから」

18日には、都内で会見イベントが行われた

元タレントの田代まさし(58)が、薬物体験、刑務所生活、リハビリの日々を綴った『マーシーの薬物リハビリ日記』(アース・スター エンターテイメント)を出版する。
これを記念したイベント&出所報告会見が、3月18日に阿佐ヶ谷ロフトA」(杉並区)にて開催された。

薬物リハビリについて語る

薬物依存の怖さについて、「梅干しを見たときに自然によだれが出るのと同じ。自分に接触してきた人に薬物を見せられてしまうと、脳が動いてしまって、一回ぐらいいいだろうと思ってしまう」と説明。

日々、ダルクのスタッフとして、事務所のお掃除をしたり、コーヒーを淹れたり、かかってくる電話の対応をしたり、近藤代表と一緒に全国のダルクを回って僕なりのメッセージを届けて、みんなの力になれれば……という活動をしています

最初のうちは『ヤク中の人たちがいっぱいいる施設にいて、本当に治るのかな?』と半信半疑でした。しかし、そうではなかったです。同じ依存症で苦しむ仲間たちが頑張ってる姿を目の当たりにし、すごく勇気をもらえるし、そういう人たちへ僕も逆に勇気を与えることができる

毎回、捕まるたびに『今回でやめよう』と思ってたんですけど、そんな自分の強い意志とかそういうのが全く役に立たないというのが薬物の恐さっていうか。

芸能界復帰について

芸能界への復帰については、現時点では考えていないとした上で、「ファンのため、周りの人のためではない。まずは、自分のために、薬物をやらない自分を、日々、続けていくしかない」と語った。

前の時は『早く芸能界に戻り、みんなを安心させたい』と、自分を大きく見せようとか良く見せようとしてたんです。もう今回は、『やめ続けている姿を見せ続けていくことが、将来のなにかに繋がればいいかな』っていうくらいにしか思っていません

ASKAに言及する場面も

メッセージを届けに行った時、普通の人が言うより飛鳥さんに対して僕のメッセージは届きやすいんじゃないかなと思って、僕なりの思いは届けたんです。

音楽をやっててそういう物に頼るのは日本でもアメリカでもよくあることだし、クスリを使ったことに対しては、同じ依存者としてわからないでもない。しかし、クスリを使わなくても幸せだと思えることもいっぱいあるよ。それは仲間たちと過ごしたり、共に歩んで色んな人達の気持ちをわかったり。過去は変えられないけど、生き方を変えればきっと未来は待っててくれるんじゃないかな、っていうようなことを言いました

田代さんが言った言葉に対して、飛鳥さんはどんな感じでしたか?
田代 「頷いてましたね」

のちのち“芸能人専用のダルク”が作れればいいなと思っています。まぁ、“夢”みたいなもんですけどね

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