人家は勿論、車道や歩道も存在しないという駅
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最寄り集落が無いことだけで、もう十分に“秘境駅的”なワケだが、なんと言っても「尾盛駅」をして“最も理想的な秘境駅”たらしめているのは、そこに至る道が無いと公称されていることにある。
駅周辺に民家は全くなく、その上駅に通じる公道も全くない。このため、後述のルート等を経て徒歩で到達する方法を除いては、鉄道でしかこの駅へ来ることはできない。そのため秘境駅の一つに数えられることもある。2008年度の年間乗降客数は574人である。
南アルプス深南部の大無間山から前無間山、風不入(かぜいらず)などのピークを通り、尾栗峠を経由してこの駅に降りるルートもある。その後廃道となったものの、現在でもこのルートを通る登山者がいるという。また、かつては接岨峡温泉駅からの遊歩道(主に旧公道を再利用したもの)があったが、現在は崩れてしまった箇所が多くあるため廃道になっており、到達は不可能である。
予讃線には「日本で最も営業日数の少ない駅」もあります。高松駅から40キロほど先の津島ノ宮駅です。
ここには通常、列車は止まりません。各駅停車でさえ通過し、時刻表にも載っていません。
津島神社は子どもの守護神として知られていますが、普段は立ち入り禁止で、参拝できるのは大祭期間だけです。
このため大祭のときには、子どもの健やかな成長を願う親たちが大勢訪れ、駅も営業されるというわけです。
海芝浦駅は単線の駅であり、電車を降りた先の駅のホームの向かいはすぐ海になっているのだ。まさしく「駅を降りると、そこは海だった。」状態…
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