架空のアルバイトを募集、応募してきた女性に対して千葉県内のホテルなどでわいせつ行為を繰り返したとして、千葉県警は2日までに、住所不定・無職野口英行被告(54)を4件の準強制わいせつの疑いで追送検した。
野口容疑者は「遊興費が欲しかった。アダルトサイトを見ていて思いついた」と供述しているという。
2012年初めごろから13年11月ごろにかけて、睡眠中の血圧を調べるモニターだと偽って、新聞広告などでアルバイト募集。応募してきた10代~40代の女性39人に対し千葉、東京、栃木、静岡、大阪の5都府県のホテルや温泉宿で、睡眠導入剤と酒を飲ませて眠らせ、抵抗できない状態にしてわいせつな行為などをしたとされる。
女性らには「途中で起きると正確にモニターできない」と説明し、睡眠導入剤の入った酒を飲ませていた。
女性らはわいせつ行為に気付かなかったというが、25年9月にネット上に動画があることを知人に指摘された千葉県内の20代の被害女性が、県警松戸署に相談して発覚した。
治験はビジネスホテルや温泉宿で行われるはずもない。もしものときのために、医療機器のそろった医療機関で行われるはずである。
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