沖縄本島で乗用車のレンタカーに使われる平仮名「わ」のナンバープレートが2月にも枯渇する。
ナンバープレートに大きく表示される4桁の数字は「1」から「9999」まで。「沖縄」に続いて小さく書かれている「分類番号」は小型車(5ナンバー)で「500」から「508」まで用意している。沖縄本島の「わ」ナンバーは現在「508」の「9500」番台まで来ていて、使い切る寸前だ。
需要には季節変動があり、会社は維持費節約のため抹消・登録を繰り返す。総合事務局は「一度登録されたナンバーは再使用できないため、足りなくなってきた」と説明する。
沖縄には鉄道がないため。沖縄を訪れる観光客にとってレンタカーを利用する以外の移動手段がほとんど存在しない。観光地・沖縄は、他県に比べ非常にレンタカーの台数が多いのだ。
これまでの「わ」に加え、小型乗用自動車のレンタカーを対象に「れ」を追加使用すると発表した。
北海道のレンタカーのナンバーですが、札幌ナンバーが圧倒的に多い
「札幌500れ」は2013年6月から払い出しがスタートしています。
500わ→501わ→502わ・・・と進み、509わ、まで払い出したところで、500れ、になりました。
昭和46年に『レンタカーナンバー表示文字は「わ」か「れ」に』という通達が出た際、北海道では「れ」を採用。
全国的には「わ」を採用する支局が圧倒的に多かったのである。そこで北海道でも、全国から来る利用者に分かりやすいようにと、上段の数字の3桁移行に合わせて「わ」登録に統一したのである。
なぜ「れ」なのかという理由には諸説あり、“当時の低性能FAXで、通達時に文字がぶれて「れ」に見えた”という説や、“レンタカーの頭文字を取って「れ」にした”という説もある。
「『貸し渡し』のわ」など諸説あるが、担当者は「個人的にも、レンタカーの『れ』かな、などと思うが、詳しい文献が残っていないからわからない」。
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