海外旅行をする際に気になるのが、その国の治安状況。平和ボケしていると言われて久しい日本ですが、世界では凶悪な事件や紛争などが年々増えてきています。そこで、今回はアメリカのサイトから「Top 10 Most...
2014年度の治安が悪いランキング第1位に輝いたのがホンジュラス共和国のサンペドロスーラです。
しかも2013年度の世界治安の悪い都市ランキングもここホンジュラス共和国のサンペドロスーラということで2年連続!
サン・ペドロ・スーラ(San Pedro Sula)は、ホンジュラス北西部に位置する。コルテス県の県都である。人口は、約74万3000人(2012年)。ホンジュラス第2の人口を有する産業都市である。
メキシコのシンクタンクが発表している主要都市別の殺人事件発生率では、2011年、2012年と2年連続で世界最悪とされており、2012年には10万人あたり169人が被害に遭っているとされている
主に多いのが、殺人、強盗、誘拐等。あまりにも犯罪が多いので、当局に申請すれば、ライフル銃5丁と拳銃2丁まで所持することが合法的に認められているので、住む予定の人は申請しておくことをおすすめします。
サンペドロスーラでの殺人事件発生率は日本の400倍です。さらに2013年にはホンジュラス全土で国内最多の2,253人が殺害され、殺人の多くはサンペドロスーラ市及び周辺地域で発生したと報告されています。
サンペドロ・スーラでは、貧困と腐敗司法制度が蔓延り無法地帯と化し、悪質なギャングや麻薬組織がスラム街や村を取り仕切っている。彼らを取り締まるはずの警察も、ギャング達に汚染され、もはや腐りきっている。
ホンジュラスの首都はテグシガルパだが、このテグシガルパの治安もサンペドロスラと同様に悪化の一方を辿っている。
誰一人として街中を歩いていない、皆車移動。運転手に「ここは危ないのか?」と聞いたら"Si"と重い一言が帰ってきた。
昨年春には、ギャング団のメンバーが少年拘置所に押し入って手投げ弾を爆発させ、ライバルグループのメンバー5人を殺害した。さらに、街のギャンググループに加わることを拒んだ7歳の少年が殺害されるなど、とんでもない凶行が頻発している。
ホンジュラスは麻薬マフィアが活発に活動し、マフィアの抗争や取引トラブルが後を絶たず、殺人・誘拐・強盗などの凶悪犯罪がかなりの高率で発生しています。
ホンジュラスでは、個人での銃所持が合法的に認められているため、登録さえすれば誰もが銃器を所持でき、犯罪の凶悪化に歯止めをかける術がない状態
現在、国民の70%が失業しているこの国では、生きていくためには犯罪に走るか、麻薬を売るか、それともこの国を出て出稼ぎするしかないと言われているのである。
半数近くの犯罪者がまだ裁判で有罪判決を受けておらず、事情聴取を受けるために何年間も待っている状態
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