・活性酸素が増加する
頭皮や髪の毛の細胞が紫外線に晒されると、
細胞は自身を守ろうとして活性酸素を発生させます。
この活性酸素が、結果的に細胞や組織を破壊してしまうため
肌荒れや乾燥などをはじめ、
さまざまな悪い影響を及ぼすことに繋がってしまいます。
・キューティクルが傷つくことで抜けやすくなる
髪の毛の構成要素であるタンパク質は、
紫外線によって破壊されてしまうことが分かっています。
コラーゲンなどのタンパク質が壊れてしまうと、
髪の毛のキューティクルが傷ついてしまい、
そうして細く傷んだ髪は、頭皮から抜け落ちやすくなります。
・毛根のダメージがヘアサイクルを乱す
毛包と呼ばれる毛根部分の組織が紫外線によって傷つくと、
その内部に保護されている毛乳頭細胞もダメージを受けます。
毛乳頭細胞は、髪の毛に発毛命令を出す司令所のようなもので、
この毛乳頭細胞の活動に支障が出はじめると、
髪の毛の生まれ変わるサイクル(ヘアサイクル)が遅くなるなど
乱れが出てしまって薄毛が進行します。