先日、晴天の昼間、あんまり気持ちよくて、うっかり昼寝をしたら、金縛りに
遭いました。
手足はもちろん、目も薄くしか開けられなくて「きたーっ!」って感じでした。
うぉうぉうぉとか悶えていたら、足元からひたひたと上がってくるものが。
薄目を開けても、何も見えません。
でもそれは、小さな足先で左手を踏みながら、顔のところまできました。
ふんふんふん(<匂いを嗅いでいる鼻音)
きゅーん、きゅーん、きゅーん(<甘え声)
ぺろぺろぺろ……(<左頬を舐め始めた)
「子犬の霊」だったんですよーっ!
うわあ~っ、何で子犬なんだっ! 可愛いじゃネエかチクショ~っ!
(当方、大のイヌ好き)
でも身体、動かねえぞ~っ! うおおおおおおっ!
で、やっとこさ動くようになったときには、子犬の気配など、どこにもありま
せんでした。