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島田紳助・1956年3月24日生まれ、元芸人
ZZ92 さん
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売れているタレントほど、よく泣くという法則があります。
僕は喋ることは事前には何も考えない。
空腹の時、1個のパンを分け与えられる優しさが、本当の優しさなのでしょう。自分の食事が約束された中での優しさというのは、やらないよりはいいでしょうが、自分が満足するための、少し偽善が入った優しさなんでしょうね。
「頭」で記憶したことはすぐ忘れます。「心」で記憶したことは一生忘れません。
一番大切なこと、それは誰と過ごすかです。場所自体が楽しいのではなく、楽しい仲間といるから楽しいのです。
僕たちは賢くなる必要はない。「賢いんちゃうかな?」って思われたらそれでいいんです。
この世界で、ひとりの人間に与えられているのは最大30秒。それを超えたら誰も聞いてくれない。どんなにオモロイ話でも、30秒を超えたらスべっているのと同じ。人は30秒以上集中できませんから。
先生が決めたことが守れない。親の言うことが守れない。国の法律もうまく守れない。そんな私でしたが、18歳の時、ひとつだけ決めたことがあります。自分の決めたことだけは何があっても守ろう、と。自分の決めたことを守れなかったら終わりだ、と。大切なのは、自分で決めるということです。
タレントなんて頭悪いし、時間もないし、努力するのも嫌いだし。じゃあ、どうしたらいいのか?もう、これはほとんどペテンをやるしかないでしょう。一分野につき一箇所を掘り下げて、全部を知っているような顔をすればいいんです。
本当の意味で「賢い」というのは、ひとつのことを掘り下げることなんです。
僕は世に出るためにたくさんのコピーをしました。
同じ弟子同士といっても、ライバル。負けるということは、そこで相手して「一敗」がつく。負けることはしたらいけないんです。僕たち芸人は勝たなくてはいけない。勝つことしかしてはいけない。
相方と友達は別です。「こいつは凄くいい奴で」とか、そんなのは関係ありません。自分がやりたい漫才に必要な人材を探さなければいけない。
友達と一緒にやった方が楽しいと思う。でも、僕には楽しいか楽しくないかより、どうしたら売れるのか、どうしたら世に出られるのか、そっちの方が重要でした。
夢を叶えるには、強く強く念じること、そして強く強く信じることです。
無駄な練習はいらない。無駄な筋肉がついてしまうから。
地位も名誉も全て手に入れたとしても、それだけでは幸せになれないんだよ。最後に必要なのは「楽観的」です。それを手に入れないと、失う恐怖におびえる。しかし、最初から「楽観的」を持っていると大したものはつかめない。だから夢が叶ったら「楽観的」をもう一方の手に持ってください。
公式がないから、どうして売れたのか自分でわかっていないから、一発で終わってしまう。
辛いこと、苦手なことをやって、苦しいときは成長している証しです。だから、ニヤッと笑いながら苦しんでください。
若いときの選択肢は比較的簡単です。前に進み、やるかやらないかという選択肢で、必ず「やる」をプッシュすればいい。三択になるのは、ずいぶん先のことですから。
自分たちが誰を笑わせたいのか、どの世代のどんな人たちなのか、そのためにどんなネタをつくるのか、というのが、まず最初に考えるべきこと。そのためには、とにかくたくさん漫才を観なくてはいけません。
運は、誰もが嫌がることに手を挙げる人に味方する。
僕がまずしたのは「教科書」を作ることでした。漫才には教科書がない。だからこそ、僕は18歳でこの世界に入った時、自分で教科書を作ろうと思ったんです。
「誰でも笑わすことができるのがいい漫才」という定義があって、そう教育されてきました。でも、僕は、「これからはそうじゃない」と教科書を書き換えた。
いい事と悪いことは順繰りや。
お母さんより大切な人を探すのが人生なんです。
暗い気持ちであっても、過去の自分が元気にしてくれるのです。だから自分が元気になるような過去を作るのです。
運命の扉は、叩かなければ、開かん。
少しずつ、ほんの少しずつ、ずーっと頑張る。それが人生、勝つ方法です。その頑張りは、角度にしたらたったの1度です。でも、たった1度の先は、大きく離れています。たった1度なら、誰でも努力できるはずです。
いい仕事は、一番忙しい人ができるんや。