誰が買うんだ？」と、店先で疑問を投げかけてくる土産物界のアウトロー「いやげ物」を一堂に集めた「国宝みうらじゅん いやげ物展」が、渋谷のパルコミュージアムで開催

みうらさんが日本各地はもとより東南アジアなど海外で購入した「いやげ物」約2000点を展示

展示内容として「甘えた坊主の世界」「天狗の世界」「ゴムヘビの世界」「つっこみ如来像」など、何やら気になる文字がならび、興味をそそる…

「お土産って〝買ってもあげても嬉しい〟という所にあると思う。しかし世の中には、嬉しくない、それどころか置いておくのも嫌だっていう“いやげ物”があると、25年ぐらい前に気が付いた」

「今では〝いやげ物〟は絶滅危惧種。民俗学的には貴重なものとなりました」と、コメント

今後の課題については、「食べ物を残したいがパッケージだけになってしまう。そうすると『いやげ』じゃない」と話していた

ちなみに、現在のマイブームは、雑誌の中の「変態」っていう文字を切り取って集めること

「フィギュ和の世界では、雛人形とは異なり、一体一体が主張しまくり。『アタシが!！』、『いや、私よ！』という女同士の確執すら感じる。なぜか某アイドルグル―プを連想」

「二穴（にけつ）オヤジの世界」は、様々な観光地のものが。地名看板以外はほとんど同じ（笑）。ケースにたくさん入っていると格好良く見えてくるから不思議」

いやげ物以外では、飛び出し坊や、３Ｄポスター、テレホンカードのコーナーが。私が今凝っている浅野祥雲物件である桃太郎神社のテレホンカードを発見して嬉しくなってしまった！」

「大日坊の真如海上人テレカ…即身仏をテレカにするなんて！テレフォンカード自体絶滅危惧種です。10代の方は触ったことがないかもしれませんね」