子供のやる気を引き出すために親が心掛けたい4つのこと

Sutomeal さん

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受験や新入学シーズンを迎え、子供の将来について考える時間が多くなります。「子供が勉強しない」と頭を抱えている親御さんも多いのではないでしょうか。

今回は、私の経験も踏まえ、子供のやる気を引き出すために知っておきたいことをまとめました。

1. やる気は引き出せるものではない

いきなりタイトルと真逆のことを言っていますが、親が干渉することによって、子供のやる気を引き出すことができると思うのが間違いです。子供は親の思い通りにはなりません。やる気には子供の自主性が大きくかかわっています。それを知っていると、おのずと親が子供にしてあげられることが分かってきます。

2. 子供の話を聞き、たくさん質問する

特に小さいお子さんをお持ちの親御さんは、子供の自主性を育てることを大切にしてください。そのためには、小さいころから、親がやることを指示するのではなく、子供に考えさせる癖をつけることが重要です。「勉強しなさい!」と言いたくなる気持ちをグッとこらえて、子供の話を聞き、たくさん質問して、自分で考えるよう促しましょう。

3. 受験に失敗したからといって人生が終わるわけではない

これからお子さんが受験をむかえる親御さんは、特に子供にやる気を出してほしいはず。絶対合格してほしいからと、子供に強く当たってしまう気持ちも分かりますが、それでは逆に子供のやる気をそぐことにもなりかねません。

親が思っている以上に、子供は受験に対してプレッシャーを感じているものです。親がそのプレッシャーをあおる存在であっては、子供も本来の力を発揮できません。

「受験に失敗したら、この子の将来が不幸になる」と考える方もいらっしゃいますが、受験の合否は必ずしも人生の質に関係するとは限りません。私の周りでは、親が決めた大学に通ってやりたいことが見つからずニートになっている人がたくさんいます。逆に、大学はうまくいきませんでしたが、今では会社の経営で大成功している方もたくさん知っています。

受験に失敗したからといって、人生が終わるわけではありません。どんな時も、子供を信じて、いざという時は全力でサポートする。そんな心持ちが、結果的には子供のプレッシャーを和らげ、本来の力を引き出すことに繋がります。

4. 子供を変えたければ、まず親が変わること

「人は変えられない。変えられるのは自分だけ」という言葉があるように、子供を気持ちを変えることはとても難しい事です。

「どうして子供がやる気を出してくれないんだろう」とお悩みの方、もしかしたらあなた自身、変化を拒んでいるのかもしれません。子供を変えたければ、まず親自身が変わることです。

この記事が、みなさんの子育ての一助になれば幸いです。

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