【しぶとく】ターザン山本野獣語録その10【生き残る】

ターザン山本(ターザンやまもと、1946年4月26日生まれ)、職業・作家

ZZ92 さん

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とにかく、試験は関所なのだ。その通行手形を取るための手続き、儀式と思えば気が楽になれるというもの。試験は通ってしまえば、もうこっちのものだと思ってやる。ガ、ハ、ハ、ハ、ハではないか!

本当の能力というのは、お金なんかなくても圧倒的に輝いている。

自分の体を楽器と思えである。「体楽器説」だ。ひきこもりやうつ病は、その楽器がまったく音を出さなくなった状態のことを言う。

 わかった? だったら、好きなことをやりなさい。好きなことを見つけなさい。探しなさい。ということになるんだよな。

学ぶという行為は他者の才能をパクっていただくことだからだ。いただいた瞬間、なんとその才能は始めから自分の中にあったような錯覚を与えるから、これほど楽しいことはない。ガ、ハ、ハ、ハ、ハ。

学ぶ側は師に対して人格を求めるな

人が最初にウソをつくのは自分に対してである。まず自分に迎合する。なぜか? 人に理解されないたしかなものを、自分の中に持っていたいからだ。

 要するにそこまで自分を愛して生きろということである。なぜなら自分を一番、愛しているのはこの自分なのだから・・・。怖いものなしなのだ。

男はどれだけ人に理解できないものを持っているかですべてが決まる

私は自称、変人である。変わったことをやりたいためにこの世に生まれてきたようなもの。だったら、友人は変なヤツになる。

自分に負けてしまう人間は一生、人の上に立つことはできない。いや、立ってはいけない。成功者になることも無理。

人生は自分に勝つか? 自分に負けるか? それで決まる。

実用書に頼るのは、己の人生を自分で安売りしているようなもの。人生を促成栽培しようなんて虫がよすぎる。くそ食らえだ!

死と向き合ったら必ず負ける。そんな勝てない試合になぜ出て行くんだよ? である。だったら私はあえて言う。

 生きていくならエロと向き合え! と。

 それがどういう意味かは私が言わなくてもみんな知っているじゃないか! 知らないはずがないのだ。

死と向き合うな! 生と向き合え! エロと向き合え!

ただ見ているだけ、見るだけで人は学べる

 学ぶということはそういうことである。何も話し掛けるな。何も質問するな。何も聞かなくてもいい。それでも人は学べる。

結局さあ、お前の財布にはいくらはいっているんだよ

 これが人生の最大の真実である。男の真実といってもいい。ガタガタと理屈を言っても仕方がないだろう。

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