看護師の就職先は病院だけじゃない!病院以外の働き場所まとめ

看護師さんといえば病院に勤務するのが当然だと考えられていますが、実は病院だけではなく様々な場所で活躍しています。病院以外のどこで看護師さんが活躍しているのかをリサーチしてみます。

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看護師さんといえば

病院で働いているというのが一般的な考え方です。

看護職員は、夜勤や交代勤務による24時間体制で医療の現場を支えています

病院で働くスタッフのうち、医師は全体の約一割、看護師は約半数を占めています

厚生労働省によると、二〇一〇年の看護職員(保健師、助産師、看護師、准看護師)の就業者数は約百四十七万人。勤務先の内訳は、病院が62%、診療所が21%を占めている

このように、大部分の看護師さんは病院などに勤務しています。

▼しかし、病院以外でも活躍している▼

イベントナース

一日から働くことが出来ます。気軽でいいらしいです。

イベント開催の会場内には救護室や仮設の医務室が設置されるので、そこに待機して万が一のときは看護師として対応することになります。

例えば、コンサート会場に待機して急患がでたときに対応したり、スポーツイベントでケガ人や急病人がでれば応急処置等の対応をします。

時には、テレビ局関連でイベントナースの求人も見られることがありますが、数自体は多くありません。

ツアーナース

旅行などのツアーに同行するナースをいいます。

旅行や登山などイベントに同行する形態ですので、多少体力は必要ですが3日間や5日間など短い拘束期間でお給料も良いので、世話好き旅好きのナースの間では有名な職種

とくに海外旅行のツアーナースは人気があるため、募集されても数日で埋まるほど人気

旅行や事業、イベントに参加される方の健康状態や持病を持っている方へのサポートなど、やり甲斐もあり、数日間で終了する仕事なのは魅力

病院に勤務するのが嫌になってしまった看護師さんにおすすめの転職先が企業の医務室・健康管理室です。そこで働く看護師のことを産業看護師といいます。

企業勤務の場合、一般企業に設置された医務室(企業内診療所)や健康管理室に勤務し、従業員の健康管理をメインとした様々な業務を行います

産業医や衛生管理者、安全担当者、人事労務担当者など色々な立場の人間と協力していきながら、産業保健活動5管理の実施を通して企業の労働安全衛生を支えていく

5管理とは
・作業環境管理
・作業管理
・健康管理
・総括管理
・労働衛生教育
などがあります。

勤務中の怪我であったり具合の悪い従業員への応急処置、病院の受診が必要かどうか判断することも仕事の1つです。

保育園・幼稚園・託児所

日々の生活の中で幼い子供は病気や怪我をすることもあります。そんな時に活かされるのが看護師としてのスキルです。

園児の病気や怪我に対応するために園内に保健室を設置する保育園・幼稚園・託児所も増えてきました。子供が好きな方なら最高の仕事かもしれません。

保育園勤務経験や小児科勤務経験がなくても看護師としての知識・経験、やる気があれば大丈夫です!

それから保育園で一番、気を使うのは感染症です。インフルエンザやロタ、ノロウイルス、各種伝染病などの感染予防のための知識をしっかり保育士や保護者に伝えていくことです

介護施設など、福祉関係の仕事

高齢者が急増している日本では介護施設の数やその質も問われています。このような現状にあって、看護師の持つ技術や知識は高齢者の方々に光を当てるものだと感じます。

高齢化社会が今後はますます進み、今後は3~4人に1人が65歳以上の高齢者になると言われている中で、医療機関で働く看護師から、介護の現場で働く看護師のニーズが高くなるであろうと予測されています。

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